西武バスのシフトで解説|バス運転士の勤務時間

当メディアは西武バス株式会社をスポンサーとして、
Zenken株式会社が運営しています。

キャリアBUSS キャリアBUSS

路線バスは早朝から深夜まで運行されているため、「バス運転士は長時間勤務で大変そう」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、実際は勤務時間の管理や休息時間の確保が厳密にルール化されており、社員の負担を減らすための環境づくりが進んでいます。

ここでは、未経験からバス運転士を目指す方に向けて、埼玉県を中心に路線を展開する西武バスの勤務シフト例や、現役バス運転士の声から「実際の働き方」をご紹介します。

目次
目次を開く

法改正で「安全・安心」な環境へ向かっている

バス運転士は乗客の命を預かる仕事であるため、健康管理と安全運転のために働き方のルールが、国によって厳しく定められています。

1日の拘束時間

始業から終業までの拘束時間は、休憩時間も含め13時間以内、延長した場合でも上限15時間までと定められています。

ただしこれはあくまで上限値。各バス会社では7時30分~8時間の中で納まる勤務形態に設定されているため、他業種との乖離はほとんどありません。

運転時間

2日間の平均で1日9時間以内、休憩なしで運転し続ける連続運転時間は4時間以内と規定されています。4時間運転するごとに、合計30分以上の休憩を取ることが法律で義務付けられており、集中力を保つ工夫がされています。

この休憩は「1回で30分」取るだけでなく、「10分以上の休憩を3回」のように分割して取ることも可能です。

休息時間

勤務終了から次の勤務開始までは11時間以上を基本とし、最低でも9時間以上空けることが義務付けられています。
例えば、1日勤務で朝6時から夜8時まで勤務した場合、次の日の勤務開始は早くても9時間あけた5時としなければなりません。

運転士の体への負担を最小限に抑え、安心と安全を担保するため、厳しい基準に遵守した仕組みが整っているのです。

※参照元URL:【PDF】国土交通省「バス運転者の労働時間等の改善基準のポイント」 (https://www.mlit.go.jp/common/001157266.pdf)

西武バスの勤務シフト例

3種類の勤務形態でメリハリのある働き方を実現

当サイト監修の西武バスでは3種類の勤務形態を基に、営業所の状況に合わせて実働7時間50分のシフト制での勤務となっています。

  • 早番(5:00出社 → 14:00退社)
    朝は早いですが、その分14時頃には退社できるため、帰宅後の時間が長く確保できます。
  • 遅番(14:30出社 → 23:30退社)
    1日の後半に勤務するため帰宅時間は遅くなりますが、午前中を自由に使いながら無理なく働けます。
  • 通し番(6:30~20:00の1日を通して勤務)
    朝から夜までの勤務のため拘束時間は長くなりますが、複数回の休憩を組み込むことで、長時間勤務に配慮されています。

とある西武バス運転士の2025年2月の勤務シフト表

1日(土) 2日(日) 3日(月) 4日(火) 5日(水)
通し番 休み 休み 早番 通し番
6日(木) 7日(金) 8日(土) 9日(日) 10日(月)
早番 通し番 休み 休み 通し番
11日(火) 12日(水) 13日(木) 14日(金) 15日(土)
早番 早番 早番 休み 通し番

こまめな休日設定や、時には3連休も組み込まれるなど、しっかりと休める時間を確保されています。早番で午後は体を休めて翌日の通し番勤務に備えられるようにしたり、遅番の翌日が早番とならないように調整したりと、社員の体調や生活リズムに配慮した工夫がされています。

シフト勤務について、
実際に働くバス運転士の声を聞いてみました

Q.

変則的なシフト勤務ですが、
どのように感じていますか?

A.

早番の退勤後・遅番の出勤前など、
プライベートの時間がまとまってとれる

前職が警備員でシフト勤務だったので、働き方への違和感はありませんでした。むしろ、早番の日は14時や15時に退勤して午後はゆっくり休めたり、リフレッシュに出かけられたり、遅番の日は出勤前に用事を済ませたりと、自由に使える時間がまとまって取れていると感じます。(2024年入社 大宮営業所勤務 Y・Nさん)

A.

適度な休憩時間がとれて運行本数が管理・調整されているので
ゆったり働けていると感じる

入社前は、長時間の勤務で体への疲労が大きいイメージがありましたが、勤務時間の中で走る運行本数は適切に管理されているので、ずっとあくせく走り回るということはありません。停留所から折り返しで出発するまでに時間が空くこともあるので、拘束時間の長さの割にはゆったりと働けていると感じています。(2025年入社 新座営業所勤務 Y・Nさん)

summary
バス運転士の体に負担をかけないための環境整備が進められている

バス運転士の働き方は、表面的には「早番・遅番・通し番があって大変そう」というイメージが先行しがちです。しかし実際には、法改正によってシフトの組み方・休憩時間・休息時間などに厳密な基準が設けられています。

西武バスでは、その基準をさらに一歩進めて、翌日の負担を軽減するためのシフト調整やこまめな休日の配置、生活リズムを整えやすい勤務パターンの導入など、働きやすさに直結する工夫が行われています。

こうした取り組みが実を結ぶことで、バス運転士という職業は今以上に、長く続けやすい仕事になっていくかもしれません。